上原の国立病院早わかり情報日記

国立病院と助産師の給料に関して

2016年11月25日

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全国的に出生率の低下が問題になっていますが、安全に出産をするためには産科の充実が欠かせません。そして、もう一つが助産師へのサポートではないでしょうか。国立病院でも多くの助産師が働いていますが、医師や看護師に比べると給料は抑えられているようです。民間の産婦人科の方が高くなっていて、優秀な人材が流れてしまうケースが増えているようです。

パートを筆頭に非正規雇用も同じで、待遇面では改善の余地があるのではないでしょうか。日本の少子化問題を考える上では、ハードとソフトの両面からアプローチをすることが大切です。ハード面が産科の充実だとすれば、ソフトに関しては現場で働く人の給料ではないでしょうか。より多くの方が魅力を感じられることが大切ですし、労働と賃金がイコールである必要があります。

国立病院がモデルケースになるべきですし、妊婦が安心して出産が出来るよう環境の整備をするべきではないでしょうか。助産師の高齢化も深刻な課題になっていて、有能な人材を育成するシステムを作ることが急務です。そうすることが、少子化問題解消の有効策です。